理事長挨拶
大船渡というまちが好きです。ここに住む人たちが好きです。その一人ひとりを大事に思っています。そして、大事にしています。自分にとって「活動」とか「仕事」とはその想いを行動に移したものです。
人がまばらな商店街、子どものいない公園、病院の玄関先にはみ出している外来患者の高齢者の列・・・。みんなが心穏やかに暮らすには、山積する課題を一つひとつ解決しなくてはなりません。少子高齢化や人口減少を案じながら、それでも明るく元気でいられるのは、住民同志の結びつきが強く、助け合いの精神が根付いているからだと考えます。本・読書・読み聞かせを通じて、津波で寸断された地域コミュニティを再生し、普段から支え合える関係を再び築いていければと願っています。
「幸せ」の価値観を人のつながりや支え合いに求めたい。支え合いなくしては自立は望めない。自立して主体的に生きることが幸せな暮らしに通じる。この試みを多くの皆さんにご覧になっていただきたく、ホームページを開設しました。
どうぞ、よろしくお願いします。
■2020年12月14日にフリーライターの熊谷蘭子さんからインタビューを受けました。
→インタビューを読む(pdfファイル)
目的・理念
近年、子どもの活字離れがすすみ、読解力や語彙力の低下による子どもの考える力や心の豊かさが衰えてきたとの指摘があります。
このことに対し、平成15年7月に任意団体を設立して、子どもたちが読書を楽しむ機会を増やし、しなやかで力強く成長することを目指した読書推進の活動を展開してきました。
その後、東日本大震災を経て、復興支援に係る新たな事業もいくつか立ち上げました。そして、これまでの長年にわたる実績を基に、活動をさらに継続発展させるため、平成28年4月にはNPO法人化したところです。
地域の子どもたちや住民に対して、生きる力を育む読書の普及活動はもとより、超高齢社会の到来に向けて高齢者の活躍の場や生きがいづくり、さらには地域コミュニティの再生および活性化に役立ち、子どもも大人も笑顔を絶やすことなく、夢に向かってがんばれる地域社会の実現に寄与することを目指して取り組んでいます。
これらの活動を総じて「読みつなぎ」と呼び、提唱しています。スローガンは「本でつながろう 本で心をそだてよう みんないっしょに」。
拠点紹介
◆拠点 第1事務所(本部)
住 所 岩手県大船渡市盛町字館下4-3-7
TEL/FAX 0192-47-3931
◆拠点 第2事務所おおふなぽーと(大船渡市防災観光交流センター)
住 所 大船渡市大船渡町字茶屋前7-6-2F
TEL 0192-21-6001
役員紹介
特定非営利活動法人おはなしころりん 役 員
理 事 長 … 江刺 由紀子
副理事長 … 船戸義和 飯塚郁子
理 事 … 柏崎正明 廣野稲子 熊谷ゆかり
監 事 … 鈴木信男 新沼真美
会 計 … 千葉明美
定款
定款はこちら → PDF